私はなにか「ものごと」の差異に興味があって,中国語の学習もその辺が気になります。
私の辞書では
#汉语[Hàny
ǔ] 漢語,(一般にいう)中国語
#中文[Zhōngwén] 中国語(ふつう漢族の言語文字を指す)
#中国话[zhōngguóhuà] 中国語(ふつう‘汉语’をいう)
参考書には
a)“汉语”「漢民族の言語」という意味で,多民族国家たる中国には他にもチベット語・モンゴル語
などがあり,「漢語」はそのうちの1つであって中国の唯一の言語ではない・・・という
他民族への配慮から中国本土ではよく使う。
“-文”が付いたものは書き言葉、“-话”が付いたものは口語、“-语”はその両方を含む。
しかし,そのような区別なくほぼ同じ意味で使うことも多く,あまり気にしなくともよい。
『わかる中国語単語1000』/遠藤光暁
b)“汉语”口頭で話される言語の方に重点を置いた言い方,例えば“学习汉语”、“说汉语”。
“
中文”漢民族の書面語あるいは文学作品を指す場合,例えば“中文画报”、“中文系”。
『実用漢語課本BOOK1』/北京語言学院
ちなみに
#华语[huáy
ǔ] 中国語:特に外国籍中国人の共通語をいう.
#普通话[p
ǔtōnghuà] 現代中国の共通語.北京音を標準とし北方方言を基礎方言とする.
たまに見かけますが“普通語”とは言わない…。(^^;