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雑誌(連載3.1)
お待たせ致しました。(震災により)導入部で休止してましたが,ほぼ1.3年振りぃょぃょ本編を再開します。「中国語ジャーナル」も4月号から季刊誌になり、第?次中国語ブームも収束に向かってるかと思うが,「中国語の環」や「月刊中国語」以前に学習雑誌(NHKテキスト以外)なかったかというとそんなことはなく,戦前にあった支那語ブームは現在の比ではない(ほど盛んだった)ようだ。
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<東京編>
㊤「支那語」_外語学院出版部(昭和7年~で第5巻第6号の昭和11年モノ)
 主幹 宮越健太郎によるもので1冊しか所持してないが特に見るとこない(ので入手不用)。
㊥「支那語と時文」_開隆堂(昭和14年~のうち第1巻第2号~4巻12号モノ)
 編輯 奥平定世によるものでゃゃ堅いかな。

マニア度:4.0
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㊦「支那語雑誌」_螢雪書院(昭和16年~第1巻第3號~4巻2號昭和19年モノ)
 主幹 宮原民平によるもので手元に22冊ある。これは活気があって頗(スコブ)る好い!
 執筆陣も多彩で(のちに読者から)太田辰夫先生も加わったりしてる。何より素晴らしい
 のは,読者の欄が充実してて,読者の意見に編者が忌憚なく突込み(双方向の意見
 交換あり)時には中国人含め論争にまで発展してる(ex.軽声と重念)。(かつて「月刊
 中国語」にもその感あったが)それこそ学習雑誌の本懐であると思ってる私。また,福建語
 (は陳真先生の父の陳文彬が講師)・廣東語・蒙古語・馬來語・上海語(は坂本一郎が
 講師)会話講座もあり更好。途中(第3巻4號昭和18年)から合併し帝國書院発行となり,
 (昭和19年1月)主幹が亡くなりその名を表紙から外してる。
by p3-saito | 2012-06-16 19:00 | 中国語 | Trackback | Comments(0)
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