人気ブログランキング | 話題のタグを見る
八戸某処古書めぐり(教材 28)
八戸某処古書めぐり(教材 28)_a0050462_0404887.jpg
最近私をうらやましがらせたブログ記事が約2件ほどあり,お礼参りにきょうの出来事を書きますょ。(^^;この20年来カフェ勉している喫茶店の近くで2年程前に怪しげな(事務所?)店らしきのができて、どーも古本屋みたいだが開いてる気配も不明で気になっていた。(ちなみに八戸で昔あった古本屋は私がUターンしてきた時には消え去ってて近頃チェーン店のしかなくなった)きょうも帰りに通り過ぎたら「あ、灯りがついてる!(中に客らしき人も)」見えて、初めて潜入を試みた。やっぱりとても怪しく何やら常連らしき人と店の人が話してたが、そんなのお構いなしの私は探索を始めました。「こ、これは…」(続き読みたいですか?)

(続き)ぁ、書き忘れてた→カフェ勉喫茶にこの(↑)店の在庫本リストが置いてあったのを見た時、マニアックな品揃えだなぁと思ってたのでマニアでないフツーの私は縁がないかなと。で,実際に入って見たらですが、戦中・戦前の本から明治より前の本まであって、しかも店内がかなり広い。あらゆるジャンルに亘っててこれは神保町(は私の庭{ウソ}を自認し出没歴20多年な私の勘で)にも比肩するょ。(これだから八戸はやめられない)端から順に見てゆき、結局ひと通りブツを確認し終わるまで2時間半滞在しましたょ。(^^;

見てる途中で(話好きな)店主が「お客さん、探し疲れたら、こっちにコーヒー淹れて置いとくから飲んでって」と。1時間半ほど見たら疲れてきたのでソファーに坐りテーブルでご馳走に。話を聞いたら1人でやってて「道楽みたいなもんだから愛好家に本が渡り家賃が賄えれば」というスタンスで電話帳にもインターネットにも載せてなく。それでも口コミで東北はもとより関東からも同業者が買い付けに来ると。(あまり整理されてなくどこに何があるか??見る人見ればたぶんお宝の山)

私の守備範囲で特に眼についたのは、石山福治の『最新支那語大辞典』(といってもサイズは愛知大の中日大辞典より小さい)の昭和10年判の刷年は失念したのを初めて触った。程度はよく4000円だったが買いませんでした。買ったのは写真の1冊だけ。
[私の辞書|フランス語]
・『新佛和中辭典』/井上源次郎,田島清_白水社(昭和12年の初版本)
ハンディサイズで,使用感なし。(私の所有するこの古さ{以上古いのも有るが}では1,2位の状態.基本的に汚ない古書はどんなに稀少本でも買わない主義なので、持ってるのはほとんど美品が多い私.)帯も定価と特価の2重に付いたまま。3000円の値札がついてたけど店主が「2000円でいいよ」と。(^o^)
あと気になった国語辞典が1つあったが、値段がなぁ…。(少し寝かせとこ)

ということで、1日早い文化の日を満喫した私でしたょ。
P.S. そぅいえば昭和の古本屋は辞書を買い取らないのが常識だったの思い出したょ…(゜_゜)
P.S.2 ぁ、1つ書き忘れてたの思い出した!以前~既に所有済で未紹介のマニア度品が
    まだ半分あり、今後は特に断りない限りこの怪しい店で入手したモノではないょ.(^^;
by p3-saito | 2011-11-03 01:10 | ゴッツリ仏語 | Trackback | Comments(2)
Commented by nihaoperio at 2011-11-04 21:16
やはり、マニアのところにはマニアックなものがついてくるのですねー。
素晴らしい引き寄せ力!
2時間半滞在ってすごいことですよー。笑
神保町も面白いですが、街の小さい古書店は心惹かれますね。
私の行きつけは八重洲地下街の八重洲古書館です。毎日通いつめております・・・(働こうかと真剣に思うほど。汗)
Commented by p3-saito at 2011-11-05 01:21
そういえば昔、西町書店でやはり2時間ほど立読して(書店利用者は無料の)駐車場に戻ったら管理人のおっさんから「こんなに長く書店にいた筈がない!よそへ行くのに駐車場使ってはだめだ!」と怒られたので「ほれ!本も買ってるし、店員に聞いてみろよ」と応えた私ですから~。(^^;
東京駅地下街はやはり20年来上京時にモーニング食しに行ってるけど、いつもローズロードしか歩かずレモンロードの八重洲古書館はついと知りませんでしたょ。(T_T)これも来年はと。( ..)φメモメモ
<< 中国語メモ 85 来ましたょ2 >>