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中国語ノート 4
NHKラジオまいにち中国語(応用編)第(36)37課
ちょっと疑問あり、例文いただけませんなみたいな…。
・我女儿又被老师表扬了。(娘はまた先生に褒められた。)

月刊中国語'71-7で沢山晴三郎先生は
・因为工作上有成织受到了表扬。(仕事の成果があがって表彰された。)
 受身の場合受身の介詞を使わず,その他の「受ける」という意味を持ったことばを使って
 訳すことがあります。この場合“被表扬”とも言えますが,“被”はもともと被害の場合
 に使われてきたものなので“受到”のほうが落着きがよいようです。
と書かれており、また

(輿水優先生が監修の)中国語基本語辞典には
 ‘被’を用いた受け身文は悪いことに用いられることが多い。たとえば,「先生にほめられ
 た」は“我受到了老师的表扬”あるいは“老师表扬了我”などというのがふつうで,“我被
 老师表扬了”とはあまり言わない。
とありましたけどね。
by p3-saito | 2010-08-22 00:11 | 中国語 | Trackback | Comments(6)
Commented by はるさめ3428 at 2010-08-22 21:16 x
沢山先生の解説いいですねぇ。
「落ち着きがよい」のような一見はっきりしない微妙な解説は「中国語作文」の竹島先生の解説でもちらほらありますよね。「口調がよい」とか。なんとなく感覚では分かる(ような気がする)んですが・・・そこらへんの解説者の意図を汲み取ろうと色々調べたりするのも結構楽しいです。
Commented by p3-saito at 2010-08-23 23:57
たしか沢山先生は中国生まれか育ちだった様な気がし、竹島先生も中国出身でしたっけ?私も語感は注意して学習するようにしています。
Commented by L-monger at 2010-08-24 08:43
まじ?練習ファイルにもう録音しちゃいました…。
早速、輿水先生ほかの「中国語わかる文法」見ました。

「…中国語では望ましくない出来事を述べる場合に、この受身文の形式が用いられる。特に"被"にはその傾向が強い。しかし近年は…被害以外にも使われるようになった。これは"被"を標識に用いることにより、動作行為の送り手を明示できるからである。"被"を"把"に変えれば、受け手と送り手の位置が交代するが、"把"も受け手を示す標識になりうる。」
…だそうです。よく原則が変化する言語だなあ。
Commented by p3-saito at 2010-08-24 11:47
もしかしたら、最近ではフツーに陈淑梅先生の「よく言われてる」使い方なのかもしれませんょ。み~んな悩んで大きくなった~、わはは。
Commented by 望月門 at 2010-09-06 22:51 x
私も“被”は迷惑の意味にだけ使うのかと思っていましたが、なんてったってネイティブスピーカーが言うんですから間違いないでしょう。
Commented by p3-saito at 2010-09-07 00:26
(中国は広いので)あるネイティブがそう言ってもほかのネイティブがみなそう言うとは限らないというのも通説としてあるようなので,私も三宅先生と同じくネイティブのいう事を鵜呑みにはしない性質が…。(^^;
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